横浜スタジアムのすぐ近くにある野球グッズショップ「+B」。
横浜DeNAベイスターズが運営する夢のようなショップに併設している、これまた夢のようなカフェ。
球場で観戦する前に一息、球場で応援した後の締めの一杯に。
野球好きが集まるこのカフェは、他にはない空気を醸し出す、何ともロマンのある場所です。
レトロ×カフェ+野球
カフェの名前は「boulevard cafe &9(アンド・ナイン)」。
ここから先は大人の世界。とでも言いたげなこの雰囲気。
(少し滝沢カレンさん口調になりました)
横浜と一昔前のアメリカってなぜこんなにもマッチするのだろうと、この街を歩いていると思います。
このお店もその特性をうまく利用しているようです。
ブルックリンスタイルを程よく取り入れた、落ち着きのある色合い。
私の隣に座っていた3人は、軽い商談をしていました。
きっと野球やスポーツ関係の会社の方だったのでしょう。
取引先を連れてきたいと思われるカフェって、魅力的ではないですか?
そんな雰囲気の中に、ちらほら野球要素が。
これは、イスです。
This is a chair.
驚きました。ホームベースって、座るのにちょうど良い形をしているんですね。
私はキャッチャーの前に置かれた平べったいホームベースしか知りませんでした。
きっと、この椅子の上にパンくずを落としたら、小さいハケで さっさっさっ… と払いたくなってしまうでしょうね。
それで座り直してプレイボールですね。
ここで向かい合って座ってビールを飲んでくれる方を募集します。
店内の至る所に、横浜スタジアムでの観戦写真が。
この写真がどう選ばれたのかが気になります。
少し暗い部分を強調させてフィルムカメラ風に印刷したものを飾れば、これもブルックリンスタイルに馴染むようです。
横浜スタジアムに良き思い出がある方にとっては、なんとなく自分の昔を懐かしむ気持ちになるのではないでしょうか。
ベイスターズのメニュー
カフェとして利用するならオーダーすべきはBALL PARK COFFEE。
店内の説明書きにもありますが、このコーヒーは選手・監督・コーチが飲んでいるものと同じだそうです。
そんなこと言われたら、躊躇してる暇なんてありませんよね。
ちなみにこのコーヒーは横浜スタジアムでも販売されています。
観戦前後にここで飲むもよし、観戦中に飲むもよし。
コーヒーだけでなく、ビールもベイスターズの味になっているそうです。
どうせビールを出すんだったら、球団独自のビールを作ろう…。
池田前社長のアイディアによって作られたビール、この時は寒くて飲まなかったけれど、次訪れた時は必ず飲むと、ここに誓います。
コーヒーやビールというシンプルなメニューであっても、ただ仕入れたものを提供するのではない。
そこに一味お客さんへの想いを加えることによって生み出される、ベイスターズが進化する過程のこだわりが感じられます。
食事のメニューも、次回行った時にリサーチしないといけないようです。
野球・横浜・おしゃれを外さないお店
結論、このカフェは横浜DeNAベイスターズにしかできないものだと思います。
インテリアやメニューの細部にまで、野球への愛が感じられる。
入り口からは少しエンターテイメント性が醸し出されている。
横浜スタジアムで夢を見た前後にここで一息つくというのは、ディズニーランドでの休憩に世界観たっぷりのレストランやカフェで休憩するのと同じです。
オフシーズンの間でもぜひ、おしゃれな横浜のカフェの一つとして訪れてみてください。
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(不定休)
平日・土曜:11:30~23:00
連休最終日:11:30~21:00
ナイター開催日:11:30~
デーゲーム開催日:11:00~
〒231-0021
神奈川県横浜市中区日本大通34