ずっと行きたかった、仙台にある「楽天生命ボールパーク宮城」。
写真や映像では見ていましたが、やっぱり現地で感じる雰囲気もどこかアミューズメントパークみたい。
途中から、野球を観に来ているのか遊園地に来ているのか分からなくなるような球場です。
席からの光景が遊園地
楽天生命パーク宮城は、東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地。
2013年に田中将大選手が最後に登板して日本一に輝いた、あの瞬間の球場です。
現在は「楽天生命パーク宮城」という名前ですが、今までは「フルキャストスタジアム宮城」「日本製紙クリネックススタジアム宮城」「楽天Koboスタジアム宮城」と、ネーミングライツの関係で短期間でコロコロと改名しています。
私の中では「コボスタ」の愛称が一番印象強いのですが、気付いたら変わっていました…。
この壁の向こう側にどんな光景が広がっているのか、楽しみですね。
ここのチケットは、楽天イーグルスのアプリをダウンロードしてサクッと用意することができます。
事前にチケットを購入しておけば手順が書いてあるので、その通りに進めれば出せると思います。
ただ、アプリの操作方法は苦手な方には少し難しいかと思いますので…。
↓少しでも参考になればと思って作ってみました。
チケット提示と荷物検査が終わったら、自分の座席のゲートを目指して歩きます。
すでに屋台が並んでいるのでいい匂いが食欲をそそります…。
こちらは1塁側。
ちなみにGATE17はゲートを抜けてすぐ左にあるので、見逃さないように気を付けてください。
遠くを見つめた時、観覧車が見えたら「あそこに遊園地がある」と思いますよね。
私はこの球場で、その感覚を味わってしまいました。
今回の席は「GATE17 B 4列 44番」(5,000円)。
これが座席からの光景です。
え、球場の向こうに遊園地があるの…?と思ってしまいますが、これ実は球場の中に遊園地があるのです。
Coming soon…
この球場は選手との距離も近くて、MLBと二軍の球場が混じったような球場。
そんな感覚で試合を観ていました。
観客への想いが伝わる席
私が個人的に球場で嫌なのが、前の人と距離が縮まることです。
足場が狭くて脚を自由にさせられないと、3時間も座って野球を楽しむということができなくなってしまうわけです。
でもこの球場は、そこをクリアしています。
床がおしゃれなのと、脚を広々と伸ばすできるこのスペース。
これがもう最高です…。
椅子が柔らかかったらもっと完璧でした。
この球場はもともと宮城球場という球場で、県所有の球場です。
現在は所有権はそのままで楽天野球団が運営を行っています。
地元の方に伺ったのですが、昔の球場のまま席の継ぎ足しを繰り返して今の形になったそうです。
このような席があるのはそのためでしょうか…。
奥に伸びていく赤い外野席や、タワー。
球場は全体的に統一感のある席並びになっておらず、「ここにこの席が必要だ!」と思ったらその席を作り上げていく。というような印象を受けました。
新しいタイプの形だったので、面白かったです。
さすが、新しいことを始める楽天ならではの球場だと思います。
それも、ファンのことを想って、もっと野球を楽しんでほしいという楽天球団のアイディアが詰まった球場になっているのでしょう。
今後、どんな席が増えるのか密かに楽しみにしています。
今度は外野席に座ってみようかな。
次世代のボールパーク?完全キャッシュレス
そんな”新しい”にどんどん挑戦するボールパークですが、本当に次世代と呼んでも過言ではない特徴があります。
それは…。
現金派の皆様。
悲報です。
こちらの球場では、現金が使えません…。
使えるのは、楽天pay、楽天Edy、楽天ポイント、クレジット、交通系電子マネー…などです。
つまり、ここは楽天ユーザーデビューにうってつけの場所ということです。
なので私も、お財布に眠っていた楽天Edyを引っ張り出してきました。
楽天Edyをお使いの方は、球場のいたるところにチャージ機があるので、チャージ忘れてしまった〜と思っても大丈夫。
カード自体を忘れてしまった、持っていない、という方もご安心を。
楽天キャッシュレスデスクで販売しているので、イーグルスデザインのカードをゲットして楽天デビュー・キャッシュレスデビューしてみましょう。
次が気になる球場
遊園地、増える座席、キャッシュレス…
新しいことに挑戦するのを躊躇しない会社ならではのこの球場。
試合中も、回の間には楽天ポイントが貯まる催しも行われていました。
日にちは決まっていますが、花火のショーも。
楽天は、来シーズンは何を始めるのだろう?
また、進化した球場を覗きに来たくなります。
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〒983-0045
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