「野球はよく知らないけどあの選手は知ってる。」
野球に限らず、各スポーツ界にこのような人物、1人はいるのではないでしょうか。
野球界で言えば、今までだと長嶋茂雄さんや王貞治さん、松井秀喜さんやイチローさん…
最近ここに、若い選手が加わりましたね。
大谷翔平選手。
野球に興味はなくても、あの体格や甘いマスク、何にも動じない佇まいなど、大谷翔平という人物を好きだという方は多くいると思います。
そんな大谷選手のおかげで、スポーツニュースに取り上げられることで日本人にもお馴染みになった球場があります。
それが、エンゼルスタジアムです。
ロサンゼルスといえばディズニー
カリフォルニア州の都市ロサンゼルス。
ここを訪れる目的として人気なのが、ディズニーランド・リゾート。
ロサンゼルスには、「ディズニーランド・パーク」と「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク」という２つのパークがあります。
イメージとしては、
ディズニーランド・パークは東京ディズニーランドの少し小さいバージョン。キャラクターのグリーティングが好きな方におすすめ。
ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークはピクサー作品が中心的なパーク。アトラクションを楽しみたい方におすすめ。
特にミッキーの顔が有名な観覧車は想像以上に怖いし、カーズのアトラクションは再現度高めで最高に楽しいです。
そんなディズニーの街とも言えるロサンゼルスのお隣、アナハイムにあるエンゼルスタジアムにも、ディズニー要素が散りばめられています。
今はMLBのチームオーナーは個人ですが、一昔前までは企業でした。
エンゼルスのオーナーはディズニーだったので、ディズニーランド・リゾートの3つ目のパークのような球場が誕生したのです。
ディズニーを感じられる唯一の球場
入り口にいるミッキー。
これはテレビで見たことがあるかもしれないですね。
ミッキーとのコラボグッズで”ミッキー×野球”にお目にかかることはあるかもしれないけど、シンボルとして球場前にいるミッキーは唯一です。
MLB観戦してみたいけどどこに行くべきか…と悩んでるディズニーファンがいたら、まずはミッキーという入り口から入ってみることをおすすめします。
あとはセンター後方に見える岩山。
どことなく、ビッグサンダーマウンテンに見えませんか？
MLBの球場は、ホームランゾーンにその土地の特徴などを表した造りになっていることが多いです。
地元選手がホームランを打つと、ここから勢いよく火が吹き出します。
今だと、「ビッグフライ！オオタニサーン！」という感じですね。
生噴火、見てみたいです。
この時はとにかく試合が観たくて仕方がなかったので、球場内を探検することはしませんでした…。
もっと楽しめる要素がたくさんあることは間違いないので、次回訪れた時に魅力ポイントをかき集めて来ます。
球場の楽しみ方はそれぞれ
この球場でひとつだけ嫌なことがありました。
それは、後ろの席のグループが宴会を始めたことです。
MLBの球場は、野球観戦目的ではなく快適な”場所”として来ているお客さんがちらほらいます。
昼寝したり新聞を読んだりお酒を飲んだり…。
でも、それでもいいのです。そういう文化なのです。
さすがに最前列の私たちの前で騒ぎ始めた時は注意しましたが、オールオッケーなのがアメリカという国です。
なので、もしそういう場面に遭遇しても、「これがアメリカ文化か。」と学びに変えてみてください。逆に面白く思えます。
選んだ席は「Section F134, Row BB, Seats 4 – 5」。 ライトのポジションから眺める光景です。値段は$63.45とお高め。
今や日本の球場でも流行りだしているKiss Cam。
カメラで抜かれた2人はキスをするのがルール。中には知らない人同士ノリでしているカップル(？)もいました。
突然抜かれたのにこの熱さ…。
いいですねぇ。大きな愛が感じられます。見ているこちらまで幸せになります。
抜かれるのはお客さんだけじゃないですよ。
もちろんベンチも対象です。油断は禁物です。
それにしてもかわいい反応です。合格。
どんな形であれ、球場は一番楽しんだもん勝ちです。
自分だけの、推しポイントを見つけてみてください。
海外の球場だからこそ起こる奇跡。
ちなみにこの日はエンゼルスvsロイヤルズの試合。（2014年）
試合開始前に球場に着いて、アップ中の青木選手の名前を私は必死に呼びました。
青木選手はアップに集中していたけれど、隣にいた選手が笑って促し、アップ中とベンチにいる時の2回もこちらに青木選手に手を振って頂きました。
これは、青木選手ファンがたくさん集まる神宮球場ではあまり期待できない奇跡です。
今は大谷選手がエンゼルスにいるので球場にいる日本人ファンは多くなったかもしれませんが、当時は”野球目的”か”青木選手目的”の日本人しかいなかったと思うので、あれだけ叫べば目立つし、手を振らざるを得ない状況だったのでしょう（本当にありがとうございました）。
たまに日本人の団体さんもいるようです日本から比較的行きやすい球場で観戦を
カリフォルニア州は西海岸なので、広いアメリカ大陸の中だと日本に近く、直行便もあるので比較的訪れやすい場所です。
気候も暖かい土地なので、肌を露出して思いっきりアメリカンスタイルを楽しむにはぴったりの場所です。
大谷選手の影響もあって日本人に優しい地元ファンの方も増えていると思うので、できれば大谷選手がエンジェルスのメンバーであるうちに、一緒に現地で盛り上がりたいですね。
—–
2000 Gene Autry Way
Anaheim, CA 92806
(714) 940-2000
