球場で頂ける料理って、ジャンクなものが多いですよね。
そんな気分の時は球場の雰囲気も相まってすごくテンションが上がるのですが、体に優しい料理も頂きたい…。
と長年思っていたのですが、ついに2021年、そんなお店が誕生しました。
味もしっかり美味しいヴィーガン料理
ベルーナドームにある『BACKYARD BUTCHERS』。
球場の入り口入って左側に進むと、坂になっているコンコースに並んでいます。
やっぱり女性に人気でした!
個人的に、球場の料理は男性向けで量が多くてカロリーも高い料理が多い気がするのです…。
なので、このパステルピンクがあしらわれたお店がコンコースの飲食店の並びに入っていると、女性でもここなら大丈夫!という選択のしやすさがあるのかもしれませんね。
色々な種類のソイチキンボウルや、グルテンや白砂糖不使用のドーナツ、オーツミルクのドリンクなど、どれも美味しそうなメニューばかりでかなり迷いました…!
この日はフライドソイチキンボウルとベリーオーツミルクスムージーをチョイス。
ソイミートって、日に日に違和感のないように進化していますね〜。
このソイチキンも違和感が少なく美味しかった!
かかっているマヨネーズももちろんヴィーガンなのですが、卵不使用でも味に問題無し…恐るべしですね。
とても球場で頂く料理とは思えない。
もっとメニューが増えたら嬉しいなあ!(特に揚げてない料理とか!)
経営者は元プロ野球選手
ここ、運営されているのは元プロ野球選手の米野智人さん。
ヤクルトスワローズや西武ライオンズで活躍されていましたね。
私も昔よく神宮球場で応援していました…!!
そんな米野さんは元々下北沢で『westside cafe』というオーガニック料理店を経営されていたのですが、2021年1月に閉店後、まさかの球場にヴィーガン料理店を出店してしまうという前代未聞の展開。
選手を経験した米野さんだからこそ気付いた食事の大切さ。
カリフォルニアでの視察から学んだ健康やサステイナブルに対する意識の違いなども、とても刺激になったとインタビュー記事で読んだことがあります。
世界的にヴィーガン料理を選ぶ方が多い理由。
それは、動物愛護だったり、健康志向だったり、環境問題対策だったり。
思想の違いもあるので、宗教っぽく見られることもありますが、でも生きることと食は切っても切り離せないもの。
そこで何かしらの自分の意志を持って行動に移すのは、とても素敵なことだと思います。
そんな多様性にも合わせた『BACKYARD BUTCHERS』はやっぱり必要な存在。
米野さんはこのお店を球場で開店させるためにクラウドファンディングを募っていたのですが、それが成功したということはそれだけこのようなお店が望まれていたということですよね。
ヴィーガン、グルテンフリー、オーガニック…。
食に対する考え方は人それぞれだけれど、ひとつひとつ知識を付けて自分に合う食生活を心がけてみるためにも、初めの一歩をベルーナドームで踏み出せたら楽しいかもしれないですね!
ちなみに通販で下北沢にあった『westside cafe』で販売されていた商品を購入することもできるので、チェックしてみてください。
おすすめは、グラノーラとブールドネージュです!
グルメ街が魅力的なベルーナドーム
他にも、飲食店がリニューアルされて野球だけでなくグルメの楽しみ方が増えたベルーナドーム。
居酒屋が立ち並ぶ、日本らしい風景が球場内で見られるなんて(笑)
入り口前にあったパン屋さんで売られているボール型・バット型のパンも可愛くて美味しかったのでぜひご賞味あれです。
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〒359-1153
埼玉県所沢市上山口2135